今回は、トレンタ代表の小川優さんに講師をお願いし、子どもの身体についてお話いただきました。

小川さんは、市内の保育園でも「あそび」を指導しておられ、現代の子どもたちを知るスペシャリスト。とてもわかりやすくお話くださいました。

生活がとても便利になった今、子どもたちは「からだ」を使う必要がなくなっているという事実に「そーいえば・・・」と思い当たることが次々と出てきます。

蛇口をひねる、靴紐を結ぶ、指先で物をつかむ・・・

こういった小さな事からも、「昔」は生活の中にあった子どもの発達の機会が減っていることがわかります。

日々の生活の中で、大人としてできること。

子どもたちとの関わり方。

具体的に教えていただきました。

「できる、できないで判断するのではなく、それぞれが何に興味を持ち、楽しんでいるか。タイミングが来たらできるようになる。生活のあらゆる場面を捉え、いろんな経験をさせてあげてほしい。」と話されました。

参加者からの質問の時間では、運動のことだけでなく孫との関わりやクスッと笑ってしまうちょっとした悩み相談も出て、みなさん大きく頷きながら楽しく講座を終えました。