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研修・講習・交流会

令和4年度

【講習会】 乳幼児の救急法

2022-06-28
6月26日(日)ごうつファミリーサポートセンター講習会/子育てサポーター・ボランティア養成講座「乳幼児の救急法」を開催しました。
【講師】堂面翔太さん(江津消防署)
講師は、江津消防署の堂面翔太さんです。
ファミリーサポートまかせて会員さんと子育てサポーターさん、子育て中のお父さんお母さんの参加があり、コロナ禍での心肺蘇生法を教えていただきました。
胸骨圧迫
江津市内で救急車を要請すると、到着するまで平均8分から10分かかるそうです。その間、心肺蘇生法をすることによって助かる可能性が確実に上がることから、助ける為に大切な心臓マッサージ(胸骨圧迫)を教えていただきました。

堂面さんが実際にやって見せて下さいました。
周囲の安全確認や傷病者の意識・呼吸の確認をし、反応がないとなると、119番通報とAEDの手配を行います。
ここで大切なのは、”だれか”にお願いするのではなく「そこのあなた、119番通報をお願いします」や「そこのあなた、AEDを持ってきてください」というように、指名して個別にお願いすることだそうです。また、傷病者がマスクをしていない時にはマスクを着けることや、意識や呼吸の確認の際にはあまり近づかず、顔を近づけないことで感染対策をするということでした。
その後、模型を使い、参加者も同じようにやってみました。
堂面さんからは、一人でずっと続けることは難しく質も落ちるので、質の良い胸骨圧迫を継続するため、交代できるように周りにはできるだけ人が多い方が良いと教えていただきました。
AEDの使い方
併せて、AEDの使い方を教えていただきました。
AEDは、音声ガイダンスが流れるので、その指示通りにパッドを貼ったりボタンを押したりすれば良いということでしたが、その間も胸骨圧迫をを止めず、続けるそうです。

参加者から、どこにAEDが置いてあるのかという質問がありました。
AEDを置いている場所は、119番通報をしたときに、通信司令官が教えてくれるとお答えいただきましたが、これを機に事前に確認しておくことも大切ですね。

【まとめ】 救命の連鎖
  1. 心停止の予防(日ごろから健康的な生活に気をつける、小さな子どもから目を離さない等)
  2. 早期認識と迅速な通報
  3. 一時救命措置(心臓マッサージ)
  4. 二次救命措置(医療行為)
この4つが連携することが大切で、特に①から③は自分たちでできることなので、意識してもらえたら、ということでした。


参加者の感想をご紹介します。
  • 今までに教わったことがあっても手順を忘れていたので、今日参加してもう一度知ることが出来たので、良かったです。

  • 救急法を自分でしてみないといざという時に行動を起こせないので大切だと思う。定期的に勉強しても忘れている事もあり、とても勉強になった。

  • 日頃から救急法の流れを確認しておくことが大切だと思いました。
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