活動の様子
食育講座
第4回 調理実習「伝えていきたい行事食」
2019-12-21
12月20日(金)第4回食育講座を行いました。
今回は「伝えていきたい行事食」としておせち料理を教えていただきました。講師は、江津市役所管理栄養士の宮津さんです。
この「おせち講座」はお母さんたちの熱い要望にお応えして、開催が決定しました!
参加者は15組。
実習の間子どもたちは、サポートセンター職員と子育てサポーターさんに託児をしてもらいます。
初めに宮津さんから「生きることは食べること。料理をする親の姿、想いは子どもたちの心に残り後世に伝えられます。豪華でなくても必ず気持ちは伝わりますよ」というお話をいただきました。
いよいよ調理開始。
今回は、8品を作ります!
お母さんたちは、素早くレシピに目を通し、分担しながら手際よく調理していました。
ところどころ、おせち料理のポイントとなる飾り切りや調理のコツを実演してもらいます。
七宝煮のレンコンやにんじんは花に見立て、こんにゃくは手綱にします。
一つひとつの料理に縁起のいい意味があることなどを教えてもらいました。
それぞれの家のお正月の話や子どもの話などで盛り上がりながら、とても楽しそうでした。
「久しぶりに料理に集中できて、楽しかったです。子どもを預かっていただけたおかげです」とお母さん。
約2時間で、完成!
おせち料理ですから、”お正月らしい盛り付け”も大切です。
半月盆に飾り切りしたかまぼこや南天の実を飾ると、とても素敵なおせちになりました。
子どもたちのもとに行くと、みんな駆け寄ってきました。「よくがんばったね」と声をかけます。
そして、お待ちかねの「いただきます!」
子どもたちの食べっぷりに、お母さんたちは本当に嬉しそうな笑顔!
「たった2時間で、これだけの料理ができたことに自信を持ってください。ぜひ、今年は1品でも2品でも挑戦してみてください」と宮津さん。
<参加者の感想>
- 初めて参加しました。なかなか作る機会のないおせち料理をみんなで楽しみながら調理できてよかったです。
- すごく楽しかったです!おせちのハードルが下がりました!全部はできずとも、どれか今年のお正月に作ってみようと思います!本物のおせちは、こんなにおいしいんですね
- 今回2回目の参加です。以前とは違うものがあり、メニューが増えてよかったです。
- おせちの実習をとても楽しみにしていたので、今日は本当に楽しかったです。調理実習は、料理の勉強にもなるし、子どもをみてていただいてリフレッシュの時間にもなり、とても良いです。先生方、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。