江津「赤ちゃん登校日」
平成30年度「赤ちゃん登校日」津宮小学校(事前学習①)
9月4日(火)、平成30年度津宮小学校の赤ちゃん登校日が始まりました。
2学期早々の赤ちゃん登校日ということで、暑さ対策のために地場産業振興センターを会場に予定していましたが、台風21号の影響を考え、急遽会場を津宮小学校体育館に、そして開始時間も午前10:30~に変更して行うことになりました。
子ども達はすでに昨年度のコミュニケーション講座で、高塚先生の授業を受けていますが、今年は赤ちゃん親子との出会いを控えているためか、緊張した表情で授業が始まりました。
まず、高塚先生が改めて自己紹介、赤ちゃん登校日の意義やねらいについて話をされました。初めて出会う赤ちゃん親子との出会いを前に、
先生の指示を聞いて活動しますが、その時守る約束3つを確認します。
「質問しない」 「他人に聞かない」 「他人の絵を見ない」
確認が終わると指示に従って一斉に描きます。参観の方も描いてみます。
インタビューすると「ひとり一人みんな違っている」という言葉が出ます。
同じ言葉を「聞いても」、紙に描く絵はひとり一人違う。
人はひとり一人考えや受け止めが違う
人は思い込みの中で描いている
ことを学びました。
(2)だまし絵「老女と少女」「エスキモーとインディアン」
提示された絵は何の絵ですか?「少女」 「老女」 「両方見える」、
『この絵は?』 「インディアン」、
『人が見えますか?』 「・・・・・」
この活動から、
同じ絵を「見ても」、人によって見え方・感じ方が違う
人はひとり一人感じ方や受け止めが違う
ことに気がつきます。
2つの活動を通して、
『人は十人十色』
人は同じことを聴いたり同じものを見たりしても、受け止めや感じ方はひとり一人違う。
違いのある人の間で生きているのが【人間】
他人と気持ちよく過ごすためにはコミュニケーションが大切
ということを学びました。
さらに、コミュニケーションとは
○「1+1=3」になること
○お互いの気持ちをわかりあい、理解しあうこと
を確認しました。
では、違いのある中、立場が違う中で少しでも人と良い関係を持つためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。次はそのことを、活動を通して学びます。
①【関心を持つ】
【活動1】「コインの図柄」:【1円玉】の「表」「裏」を描いてみよう
身近なコインでも図柄が描けないのはなぜでしょう
◎活動を通して、関心をもっているようで関心がもてていない自分に気がつき、改めて明日出会う赤ちゃんにも関心をもつとはどうすることかを考えました。
②【みる】
【活動2】「グー・チョキ・パー」:変化をよく見て
<関心をもつ>と相手がよく見える。いろいろな変化に気づくことができる。
◎赤ちゃんやお父さんお母さんの表情や変化をよく見ることで、相手の気持ちを理解する大切さを学びました。
③【きく】
【活動3】「話を聞かないおじさん」
どうしたら話し手が話したくなるだろう
話を聴くとき、どうしたら相手が話したいと思うだろう
【活動4】正座・座礼・語先後礼